映画では、強制連行された徴用工は、あまりの過酷さに集団脱走を試み、日本人と壮絶な戦いを展開します。
家族連れで島に連れてこられた女性や女児は 遊廓で働かされ、反抗すれば罰として全身に入れ墨を入れられます。
中には 女性が無数の五寸釘が突き出た戸板の上を転がされ、血だらけで殺されるシーンもあります。
日本にこのような拷問の文化は ありませんでした。
元になっているのは 国連のクマラスワミ報告書で、北朝鮮の慰安婦の証言として、五寸釘や入れ墨の話が出てきます。
そして 証言の出所の一つは 紀元前500年から、紀元後1000年までの中国の歴史を北宋の司馬光がまとめた『資治通鑑』だと考えられ、どの王朝のどの皇帝がこの刑罰を初めて行ったということが書かれています。
また クマラスワミ氏は、英語の文献として唯一、オーストラリアのジャーナリスト、ジョージ・ヒックス氏の『性の奴隷 従軍慰安婦』を参考にしていますが、藤井実彦氏は、同書が金一勉という人物が書いた『天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦』に依拠することを突き止めました。
さらに 驚くことに 金氏の著書は『週刊大衆』や『週刊実話』などに掲載された官能小説や漫画、猟奇小説に依拠していました。
これが国連報告書の実態です。いかに 腐りきった組織かお分かりでしょう。
元島民の証言によれば、軍艦島では、日本人と朝鮮人は、同じコミュニティで仲良く暮らし 危険な採掘には熟練した日本人が当たった。と言います。