プレス加工、カンテーレ

クーラーをかけていてもこれだけ暑いという事は、外は一体どれほど暑いのだろうか。

私は起きてからまだ一歩も外に出ていないからよくわからないが、相当な暑さだと予想される。

夏だねぇ。

今年の夏は、執筆活動で終わる。

夏のイベントへ行くどころではない。

しかし、とても充実した夏になるだろう。

文章を書いていて、波に乗っている時と、そうでない時がある。

最近はというと、次作の執筆に関しては、とても集中出来ていて、スラスラと手が進んでいるので好調だと言うことが出来る。

執筆が順調だと私は気分が良いのは当たり前だが、体調までもが良くなるのだ。

何事も気の持ちようとはこういう事を言うのだろうか。

目覚めも良く、だるさもなく、シャキッとしているのだ。

夏バテはどこへ行ったのやら。

私の身体は単純に出来ていることがわかった。

明確な目標が目の前にある時、元気を取り戻し、生き生きとなるし、それが不明確だとだらけてしまうのだろう。

7月24日までに原稿を仕上げると決めてからは、すこぶる体調が良いのである。

気を張っているせいもあるだろう。

短時間寝れば、眠たくもならないし、この調子なら朝から執筆活動をする事も可能である。

このまま行けば、きっちりと7月24日までに完成させることが出来るだろう。

ゾクゾクする。

以前にもブログでも書いたかもしれないが、私はどこの職場へ行っても馬鹿にされて来た。

とろいだの、不器用だの、そればかりではない。

悔しくて悔しくて仕方がない私は、腹の中でずっと、「今に見てろよ」そう言い聞かせて来たのだ。

ものの見事に逆転出来る時もあれば、無残に散った時もあったが、今まさに、逆転してやるぞ！と意気込んでいるのだ。

「今に見てろよ」

ずーっとずーっと腹の中でそう思って生きて来たのだが、今度こそは大どんでん返しをしてやるぞ。

今まで私を笑ってバカにしてきた奴らにギャフンと言わせてやるぞ。

99人の地球人がいて、1人の宇宙人がいるとする。

99人の地球人はずっと1人の宇宙人を笑ってバカにしてきた。

ところが、ある日、たった1人の宇宙人に出し抜かれる日が来るのである。

宇宙人は、悔しくて悔しくて、毎日毎日コツコツと準備をしてきた。

そこにチャンスが到来するのである。

本来チャンスというものは、準備している者の前にしか現れないようになっている。

それがこの夏なのだ。

私が大どんでん返しをしたら、今、この世で馬鹿にされて生きているたった1人の宇宙人は救われると思っている。

私から勇気と希望をもらえると思っている。

たまにはそういう強気な時があってもいいじゃないか。

私はついつい、私はダメだダメだと思いがちである。

しかしだ。

「今に見てろよ」というハングリー精神を捨てた事は一度だってないのだ。

隣人に勝つことではない。

逆転するのさ。

今まで私を馬鹿にしてきた奴らより遠くまで飛んでやるのさ。

逆転した経験は、何度かある。

一番代表的だったのが、トヨタの工場でプレス加工をしていた時だ。

ずっと私は、アイツはダメだダメだと言われ続けていた。

しかし、私はとにかく目の前にある仕事に真剣に取り組んだ。

その結果、トヨタから表彰されたのである。

「最優秀従業員賞」を貰ったのだ。

それ見た事か！

それからというものの、周りの態度が一変した。

そのような経験があるから、目の前にあることをコツコツと手を抜かずにやっていれば、きっと誰かが見ていて、ちゃんと評価してくれる日が来るというのを信じているのだ。

それ以来、私は「弱者」とされる人々にとってヒーローになった。

俺らだって頑張れば、レンちゃんみたいに評価してもらえるんだ、と思ってもらうことが出来たのだ。

その頃のことを思い出しながら、私は毎日ブログを書いている。

たかがブログ、されどブログだ。

きっと誰かが見ているのだ。

いつか逆転してやるぞ！

破壊から再生へ

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