納車整備も最終段階まできた
I様インプレッサですが
運転席シート周りで気になった部分があるので
微調整しておきます。
シートベルトの受けですが
そのままだとベルトを外した際に
受けがパタンと一番下に倒れてしまいます。。。
これだと次使う際に
受けを左手で上にあげてから
ベルトを取り付けしなければいけないので
なかなかめんどっちぃです
そこで取り付けステーを加工して
受けが倒れないようにしておきます。
もちろんベルトの受けは完全固定ではなく
一定の範囲で動くようにしてあるので
身長が違う方でも違和感なく使ってもらえるようにしてあります。
レールは左右独立のタイプになります。
このタイプは調整幅が広いのがいいところですが
調整幅が広いって事は
ちゃんとした取り付けをしようとすると
それだけ大変って事です。
ここで重要なのが
「ちゃんとした取り付け」ってところ。
調整幅が広いので
しっかりと取り付けしないと
スライドが硬く動かしにくくなってしまいます。
何回も取り付けしては
取り外しを繰り返していい部分を探っていきます。
スライドの硬さが気になる方は
レカロのレールがおすすめです。
レカロのレールは全体的なクォリティの高さから
誰が取り付けをしても
ある程度のスライドのスムーズさが手に入ります。
安物メーカーは
スライドの硬さはある程度諦めて、
BRIDEさんあたりは
取り付け方法でそれなりに変わってきます。
個人的な目標としては
シートに座っていない状態でも
手でスムーズに前後するあたりです。
このあたりのボルトでも
調整が大切です。
スライド部分が
単純にまっすぐ動いているのかどうかも
確認をしつつ
ちょうどイイあたりを探していきます。
今回はどうしても完璧な部分が見つからず
スライドレールの1本を
一部プレス加工する事でスムーズになるようにしてあります。
ただそれでも完全に納得できるところまではならず
シートに座った状態であればスムーズですが
座らない状態で手で動かすと
硬い感じが気になります。
いろいろ試してみましたが
これは元の製品的な部分が大きいので
残念ながら諦めです。
実際に試した事はありませんが
シート本体の精度もきっと大切で
レカロレールに安物シートだと
場合によってはスライドが
硬くなってしまう事もあると思います。
それでも元の状態よりは
スライドもスムーズになりましたし、
シートベルトの使い勝手も良くなったので
便利にはなったかと思います。
あとは最終の走行チェックと
注文してある部品の取り付け、
全開域でのチェックをしたら
納車の段取りへとすすめそうです。