満足大好き！

これは BLです

妄想 自己満足な 解釈 で 出来てます

気に入らない方は ここで Uターンしてください

勇気のある方は


次へ お進みください



では・・・・始ります














【嵐の 皆さんも そろそろ 結婚とか 考えてるんでは?】






「そうですね・・・」





【誰が 1番先だと思われますか?】






「それは・・・・わかりませんね・・・全く」






【櫻井さんなんて 1番早そうなんですけどね・・

どうですか?・・・・予定なんて・・・】





「それは・・・・・






バタン






「大野さんっ??」



「おおちゃんっ?? 」




「リーダーっ??」





智くんっ??・・・」






ヒビだらけの 硝子玉は


音も立てずに 砕け散った


あなたの 心を 閉じ込めたまま











「何だよっ?? あれはっ??」






「何だよ いきなりっ・・何怒ってんのよっ??」





「女性・・・・って どういう意味だよっ??」





「はあぁっ??・・・何の事っ?? 何言ってんのっ??」






「知り合いの・・女性・・・って ・・・」






「ああ・・・・あれは・・つい出たんだ・・・だから

あれに 深い意味なんて 無いよ」






「深い意味なくても あんな事・・・・」






「しょうがないだろっ?? 言っちゃったんだからさあ

それに 深い意味が無いから 言えんだよっ??」







俺の事で 週刊誌を 賑わせた 直後だった



持ち番組で 溢れ出た 言葉に



俺は また・・・ひとすじの ひびを入れた







何度も 何度も・・・・何度も 話しをして


あなたには 何とか 納得して貰った・・・と




無防備だった・・・・と


無頓着でも あった・・・・と


無責任だ・・・・とも



散々 泣き喚かれ


部屋中を 掻き乱され



疲れ果て・・・ 訪れた 静寂には


俺は・・・2�s


あなたは 4�sも・・・心を 削り落としていた








「・・・・聞きたく・・・・聞きたく 無いんだ

もう・・・2度と・・・」






「ごめん・・・・ごめんね・・・悪かった 本当に ごめん」







「頼む・・・から・・・・聞きたくないんだ・・・」







「・・・・・ごめん」





優しく 抱き締め


激しく キスした



貪るように あなたを求め



押し付けるように あなたの中に 吐き出した


俺の 思いを



・・・・なのに・・・


一度 傷ついた 硝子は


破壊へと 加速を つけるだけだった











「大野さん?」




「おおちゃん おおちゃん おおちゃんっ??」




「大野さん・・・・」






インタビュー中に 倒れた あなたは



日付が 変わる頃に


ようやく 目を 開けた






「智くん・・・大丈夫?・・・どっか痛く無い??」





「・・・・・・・・」





「大野さん 気分悪く無い?・・頭は?・・打ってないの?」





「・・・・・・・・」





「おおちゃんっ??・・どうしたの?? 」





「・・・・・・・」






「大野さんっ?? 声はっ?? 声出してよっ??なんかっ・・・

なんか言えよっ??」







「・・・・・・・・・・」





「智・・・く・・・ん・・・声・・声出ないの?」





「・・・・・・・・」





瞳には 涙の 水が 止まる事なく 出続けてるのに



プルプルと 震える 唇からは



シュゥーーー シュゥーーー ・・と



音にならない 息が 吐き出されるだけだった








「智くんっ・・・・・あなた・・・」





「シュゥーーー・・・シュゥーーー・・・・・」










限界だったんだ・・・・あなたには



俺らに・・・いや・・・


俺に・・・纏わりつく 架空の 女性の 影に





俺が 傷つけて来た ヒビが


あなたの 心を 壊してしまった


あの・・・・美しい 声と 一緒に








「智くん・・・・翔くんって 言って

いつもみたいに・・・・翔くんって


ねえ・・呼んでよ・・・俺を・・・翔くんって


智くんっ??・・・呼べよっ?? 呼べってっ?? 翔って??」






「シュゥ???? シュゥ??????」





「翔さんっ?? 止めろっ?? 震えてるだろっ 大野さんっ」






「だってっ??・・・・・・・だって・・・」






「翔ちゃんは 帰って下さい」






「はあぁっ??・・何言ってんのっ??

俺は そばにいるっ?? 絶対 離れないっ??」





「帰れっ??・・・・帰ってくれっ??」







「ニノ・・・・・でも・・・」






「取り敢えず・・・今は 帰って下さい

大野さんには 私達が 付いてますから・・・翔ちゃんは・・・」







「シュゥ??????シュゥ??シュゥ??」





涙で濡れた瞼は


瞬きを する度に 流れを 堰き止め


下がり気味の 目尻に 溜まった 涙は


乾く事なく 枕に 染み付いていった





それが・・・今の あなたの・・・ 声なの?



消える事なく 重ねられていく ・・涙が


あなたの 言葉なの?








「翔・・・ちゃん・・・・頼む・・帰っ・・」






「・・・・・帰る・・・よ」






「シュゥ??シュゥ??????シュゥ??シュゥ」






哀しそうに・・・苦しそうに・・・辛そうに・・・


ただ・・瞳だけで 俺の名前を 言い続ける あなたに







「愛してる・・・愛してるから・・・

俺は あなただけを 愛してるんだ」






「シュゥ????????????」







「翔さん・・・・」






「頼む・・・・・・智くんを・・・・」








バタン






「シュゥーーーーーーっ??シュゥーーーーーーっ??」