息子を亡くしてから、何度か愛せされていると思うことがあります。
義父は水子供養や遺骨の件で、沢山調べたり、問い合わせをしてくれたり、試しに近くの霊園に話だけでも聞きに行こうと言って連れて行ってくれました。
沢山、相談に乗って貰ったりしたのに結局は遺骨は自宅でみるという私のわがままも怒らずに聞いてくれ、私の気持ちが一番だからとそれがいいと思うと快く言ってくれました。
それに、俺の孫の事だからと言って動いてくれ、水子供養も一緒に行こうかとしてくれていたこと。
とても有り難かったです。
妊娠、死産をしたことは友人の中でも特に仲のいい2人にしか報告はしていませんでした。
死産後、3か月ほどして別々にですが、自宅に来てくれました。
遺骨があることは前もって言っていました。
そしたら、お線香を上げさせて欲しいと言ってくれ、一緒に泣いてくれました。
1人の子は子供を連れてきていたのですが、
「○○君にお花持ってきたよ。」
「○○君に会いに来たよ。」
っと言ってくれて嬉しかった。
一緒に手を合わせてくれて嬉しかった。
多めに持ってきてくれたお菓子を私たち大人は何も言っていないのに、5歳の女の子が自分から
「○○君にお供えしてあげたら？」
っと言って、自分でお供えをし、また手を合わせくれました。
それから何度か遊びに来てくれるたびに手を合わせてくれます。
母は、唯一息子を出産した後に対面をしてくれました。
「せっかくお腹に宿ってきてくれたんだから、ちゃんと顔を見てあげないとね」
っと言って会ってくれました。
「とても可愛いね。
旦那さんに似ているね」
と言ってくれました。
たまに電話をするのですが、ショッピングセンターへ行くとつい、息子のおもちゃや、洋服を見てしまうと言っていました。
実家は少し遠いのでなかなかこっちに来てもらうことは出来ませんが、おもちゃを買ってくれたらしく来た時にお供えするねっと言ってくれていました。
息子は私たち夫婦だけではなく、他の人たちの中にも存在してくれています。
些細なことかもしれませんが、私はとても有り難いな思います。
息子は幸せだと感じてくれているでしょうか。
そう思ってくれていたら嬉しいな。
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