英単語自体が年数を表すものがある。
a decade = 10 years
a century = 100 yearsa millennium = 1,000 years
このあたりは聞いたことあるかも。
でも、こちらは馴染みないかな?
a generation = 30 years
だいたい子供との年齢差が30歳かな。
(言われてみれば、もっともなんだけど)
一世代 = 30年
は理解しやすい。
これ、人間の場合。
では時計は?
いろんなメーカー、モデルで様々なので、
いちいち検証はしないけど。
真っ直ぐロレックス、しかもデイトナ。
手巻き6265は、1970?88の18年
自動巻16520は、1988?2000の12年、
ちょうど30年 = 二世代
ということになるのかな。
一世代内でも、
マイナーチェンジや改良が加えられている。
世代間をまたがって見ると、
さすがにその違いは顕著。
特に、
6265(6263) → 16520
は、手巻き → 自動巻
という大きな動きがあり、
デイトナ史上最大のターニングポイント。
手持ちの4桁6265手巻きコスモと
5桁16520エルプリコスモを比べてみた。
(こういう見方したことなかったんだよなぁ)
パーツをミクロで見れば
先代6265の古さは否が応でも目立つ。
5桁エルプリは竜頭ガードも備わって
ガッシリした造り。
フラッシュフィットは
ガイコツ【 → 】から
一体式に。中駒もポリッシュ仕上げに。
見た目に綺麗で高級感もアップ。
4桁風防は、
ビール瓶の底とか、老眼鏡みたい。
5桁は風防周りが見た目スッキリ!
一番ダメージを受けやすい風防部分が
サファイヤクリスタルになり、
分厚いベゼルと内部はガスケットで
強固にセットされて
時計をがっちりガードしてる。
見た目にもどっしりガッチリ
安定感・安心感がある。
でもね、
6265のマットな質感のダイアルと
徹底的に視認性を追求したような一度目にしたら
忘れられないダイアルデザイン。
16520はどことなく
ゴチャゴチャした感じで違うんだなぁ。
なんて言うか、スキや遊びがないような‥‥
お茶目さが残るのは6265かな。
デザインからくるものもあるんだろうけど、
6265は、痩せ細った尖りの割には
丸みがあって優しいんだよね。
何だか不思議。
18歳(左)と38歳(右)の時計。
ミクロで見るとあれ程違うのに、
マクロで見ると
この20年の歳の差をさほど感じない
と言ったら言い過ぎか。
二世代 = 30年
の魔力とでも言おうか。