ついにやりました。絶好調です。
皆様のおかげです。
何が絶好調かって?
続きは編集後記で
優れた技術が世に受け入れられない理由シリーズ第4弾
日本人って壊れる物が好きなの? セッション(1)
・ステンレス製の箸
私は2004年に初めて韓国に行きました。
韓国の文化は全般的に日本の文化と似ていますが、微妙に異なっていると感じました。
その中で特に、ステンレス製の箸が印象に残っています。
箸は日本の食文化を象徴する道具です。
しかし、ステンレス製のものはほとんどありません。
韓国では、ステンレス製の箸が最も普及しているようでした。
帰国する際に、ソウル空港でステンレス製の箸を2膳購入しました。
価格は、正確には覚えていませんが、2膳で千円位出して十分なおつりがもらえたように記憶しています。
帰国後、私はそれを自宅でほぼ毎日使用しています。
とても気に入っています。
8年以上も、ほぼ毎日使用しているにもかかわらず、まだまだ何年も(あるいは何十年も)使用できるのではないかと思えます。
汚れは全くなく。小さな傷が少しはありますが、全く気になることはありません。
丈夫で、折れたり曲がったりしていませんし、今後もしないでしょう。
熱にも強く、変形したり、燃えたり、融けたりしません。
ご飯や油汚れも落ちやすいです。
したがって食器洗浄機が使用できます。
経済的にもかなりお得なようです。
一方、日本で一般的に使用されている木の箸やプラスチック製のものではこうはいきません。
折れやすく、熱に弱く、キズつきやすい、汚れも落ちにくいのです。
これまでに使用してきた日本製の箸は、壊れなくても全体的にくすんできたり、傷が入ったりして使用感が出てきて、買い替えたくなり、まだ機能的には十分に使用可能でも、買い替えてしまうのでした。
これまでに、8年以上も使用できる箸など存在するとは思いませんでした。
私はふと疑問に思いました。
日本では、何故、韓国製の箸は使われないのでしょうか?一般に販売されていないのでしょうか?
通信販売では入手も可能なようですが、一般的な箸を販売している店では扱っているところを見たことがありません(ある人がおられましたらコメントください)。
インターネットで、韓国ではなぜステンレス製の箸が主流なのか調べたところ、次のような回答が得られました。
韓国では戦争が多く、箸を含む食器の素材は壊れにくい金属性が主流でした。
ステンレスが発明される以前では、お金持ちは銀製、一般市民は鉄製を用いていたそうです。
銀製食器は毒物に反応する長所もありますが、変色し易くて高価です。
一方、鉄製はすぐに錆びて長持ちしません。
ステンレスが発明されるとたちまちステンレス製の食器(箸)が主流になったのです。
すなわち、韓国でステンレス製の箸が主流になったのは戦争が多いためで、日本では壊れやすい陶器製の食器や、木の箸が主流になったというような説明が多いのです。
まるで、壊れにくいステンレス製の箸を使わなければならない韓国の悲しい歴史に同情するような説明が付けられているのです。
ところで、日本でも丈夫で長持ちするステンレス製も箸は普及してもよさそうなのですが何故普及しないのでしょうか?
韓国文化を受け入れることに対する拒絶反応なのでしょうか?
多数の韓国ドラマを放送しているテレビ局に抗議している人が大勢いるらしいですねえ。
しかし、日本人が最もよく食べる漬物はキムチだそうですので、これは考えにくいです。
生産者、販売者にとって割に合わない商品なのでしょうか?
壊れなければ、次に売ることができませんからねえ。
あるいは、割りばし製造業者による意識操作、情報操作なのでしょうか?
日本特有の文化「はかなさ」に対する執着なのでしょうか?
言いかえれば、海外のよい物を取り入れない島国根性です。
日本人って 壊れる物が好きなの?????
私にもよくわかりません。
皆様のコメントに期待します。
編集後記
絶好調なのはアクセスランキングです。
おかげさまでアクセスランキングの段位が昇段しました。
万年白帯だったのに、今日は念願のオレンジ帯
奥義 百列パンチ 感激です。
帯がピンク帯になった時から、日本の復興が始まり、黒帯になった時には世界を変えていると勝手に思っています。
これからも宜しくお願いします。