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生活第一、キャラクター商品

韓国アニメ映画『アルマゲドン』のここが凄い！
・主題歌「マリ」は日本のカラオケにも収録される名曲
・主人公の声があのイ・ビョンホン
・韓国漫画界の巨匠イ・ヒョンセが自ら総監督

『アルマゲドン』のここが残念！
・大爆死して韓国アニメ業界にアルマゲドン的な被害を及ぼした　

・・・というわけで今回ご紹介するのは（「娘と観たい」というブログの趣旨からは少し逸れますが）、ブルース・ウィリス主演の同名のアメリカ映画に先立つこと2年、当時としては破格の巨費を投じてイ・ヒョンセ原作の青年向けSF劇画シリーズを映像化した1996年公開の劇場版アニメ超大作『アルマゲドン』 ????　の、テーマ曲「マリ」 ?? であります。

6.キムシヌ（キムシンウ）「マリ」　DAM　JOYSOUND

1996年1月18日東亜日報紙面より。

”巨大な夢アルマゲドンイ・ヒョンセ　彼が近づいて来る　1月20日大公開！この冬　我らの手で作られた我らの漫画映画”

と書かれた『アルマゲドン』の上映広告。

超古代文明の秘密を継承する組織ERCAのエージェント美少女パンドラは「マリ」と偽名を名乗り、現代の普通の男子高校生オ・ヘソン（CV.イ・ビョンホン！）に接触する。実はオ・ヘソンこそは、地球上のあらゆる生命の母であるスーパーコンピュータ「デルタ8988」より力を託された、最強生命体の素質を秘めた者だったのだ。迫る敵対組織の魔の手からヘソンを守る「マリ」ことパンドラ。やがて超人戦士として覚醒したオ・ヘソンは異星人イドゥの侵略を受ける22世紀の地球へと時空を超え、イドゥを操るスーパーコンピュータ「ガンマ6666」との最終決戦に挑む・・・

当時としては最先端だった「3DCGコンピュータグラフィックス」の豊富な使用を謳い、韓国アニメ初の製作委員会方式まで導入して鳴り物入りで公開された本作でしたが、上述の通り、興行は大爆死しました。

25億300万ウォンの製作費に対して、収入はキャラクター商品の売り上げやテレビ放映権・ＤＶＤ販売などを合わせても13億8700万ウォンにとどまり、11億1600万ウォンの大赤字を計上してしまったのです。

赤字そのものも深刻ですが、何よりもこの大失敗を見て「やっぱり国産アニメは駄目だ！」という雰囲気が投資家やメディアの間にもあまねく広がってしまい、その影響で韓国アニメ業界全体が文字通りアルマゲドンじみた壊滅的打撃を受けることになってしまったのでした。

以後、3Ｄアニメ『ポロロ』が世界的大ヒットを掴むまで10年近くもの間、韓国アニメ業界は軒並み予算不足に苦しみ、辛く厳しい冬の時代を耐え抜かねばなりませんでした。

色々言いましたが、私はこの映画はかなり好きです。

確かに、話題づくりのために予算を惜しみなく投じてブッ込んだはずの「3DCGコンピュータグラフィックス」も、蓋を開けてみればその中身はと言えば、プロローグ部分で「生命の進化」を表現するために銀河系から恐竜の顔やら原人の顔やらがヌッと出てくる映像とか、どこか間の抜けたものばかりで、はっきり言って使いどころを完全に間違えていました。

それに、コミックス11巻分の話がわずか90分に詰め込んであるので、作画の不安定さとも相まって各シーンの関係が非常に分かりにくく、超展開連発のストーリー構成になってしまっています。私も、一度観た後では意味が分からず、後から原作のプロットを参照して脳内で話の繋がりを補完しなくてはならない羽目となってしまいました。

要は、初見さんお断り映画になってしまっているわけですね。ただでさえ市場が小さい当時の韓国で、こういうやり方は致命的です。

それでも、壮大なスケールで描かれた超人バトルの迫力は十分に魅力的でした。企画当初の予定通りに、まずＴＶアニメシリーズをやってればなあ、と惜しまれます。ＴＶシリーズをやった後でこの劇場版ならば、日本の『エヴァ』みたいな伝説にも成り得たのではないか？と、私はけっこう本気で確信しております。

怪作映画の仲間入りを果たしてしまった本編ですが、ストーリーが意味不明でも、このキム・シヌ（キム・シンウ　???）が歌うエンディングテーマが流れた瞬間に、何だか全て許せてしまうような感情に包まれてしまいますから、実に不思議なものです。

間奏に入る部分の演奏が、堪らなく気持ち良いです。このエンディングにこの曲を持ってきたことを以て、総監督イ・ヒョンセが本作で犯した様々なあやまちは全て帳消し扱いにすべきではないかとすら思えてきます。生きとし生けるもの一切の罪が哀愁漂うエレキギターの音の中へと浄化されていくような感覚に襲われます。

救いのない結末が多いとも言われるイ・ヒョンセの漫画ですが、単に読者に不快な感情を遺して印象付けることだけが目的の凡百のBADエンディング物とは異なり、彼の描く悲劇には、いつも独特の余韻があります。その持ち味の秘訣は、やはり「恨」（ハン）の心にあるのだろうと私は思います。

韓国語の「恨」というのは、"他人を嫉妬・憎悪する「怨み」だろう"などと日本ではしばしば誤解されておりますが、決してそうではありません。「恨」とは、自己の無力を責める痛恨の念であるとか、失われた過去への悲哀、挫折した夢にまつわる愛惜の思いなどの韓国的な情緒を表す言葉であります。

本作第1部のヒロイン、｢マリ｣の姿を回想するオ・ヘソンの悲しい心情とこの曲は非常にマッチしていて、イ・ヒョンセ節の「恨」の深い情念をとても上手く表現していると感じます。

・DAM
※アーティスト名「キムシヌ」で登録
リクエストNo.2016-54
配信機種：
LIVE DAM STADIUM
LIVE DAM
Cyber DAM HD
Premier DAM
BB cyber DAM
Party DAM HD
Party DAM III
DAM-G30

・JOYSOUND
※アーティスト名「キムシンウ」で登録
曲番号：118519

キャラクター商品でできるダイエット

　ダイバーシティ東京プラザ（運営：三井不動産商業マネジメント株式会社以下、ダイバーシティ東京）は、今後注目される新店舗が続々オープンいたします。6月16日（金）～8月27日(日)までの期間限定で水着を中心としたセレクトショップ｢Beach Life｣、7月1日(土)に駄菓子屋｢ちぃ～ぷす｣をオープンいたしました。さらに、7月24日（月）に集団体験型VRサービス「コニカミノルタ VirtuaLink」をオープン予定です。

　Beach Lifeは、水着を中心としたブランドセレクトショップです。この夏のトレンドの水着をレディース・メンズともに多数取り揃えているほか、周辺雑貨も充実しております。6月16日(金)～8月27日(日)までの期間限定となりますが、開放感あふれるリゾートスタイルで、安らぎと癒やしを与えるリラックス空間の提供をいたします。
　また、7月1日（土）にオープンしたちぃ～ぷすは、駄菓子やおもちゃ、最新の人気キャラクター商品を取り揃えております。子供から大人まで楽しめる「懐かしい」と「新しい」と「楽しい」が揃ったお店です。

　さらに、7月24日（月）にオープンのVirtuaLinkは、360度3D映像のバーチャル空間を共有し、ナビゲーターによるライブ解説により一体感をもたらす集団体験型VRサービスです。従来、360度映像を集団で体験できる施設は、プラネタリウムやドームシアターといった大規模なドームスクリーンを設置した場所が必要でしたが、VRヘッドセットを使用することにより、大規模なドームスクリーンを必要とせず、臨場感の高い映像と星空体験を提供します。

■Beach Life
水着を中心としたセレクトショップ
オープン：6月16日（金）～8月27日（日）※期間限定
フロア:5F

■ちぃ～ぷす
子供から大人まで楽しめる駄菓子屋
オープン:7月1日（土）
フロア:2F

■コニカミノルタ VirtuaLink in ダイバーシティ東京プラザ
集団体験型VRサービス
オープン：7月24日（月）
フロア:2F

■ダイバーシティ東京プラザ　施設概要　

名称　：ダイバーシティ東京プラザ
住所　：〒135-0064 東京都江東区青海1-1-10
TEL 　：03-6380-7800　(受付時間：10:00～18:00)
敷地面積：約32,900㎡（約9,950坪）
店舗数　：約150店舗
営業時間：
【物販】10：00～21：00
【フードコート】10:00～22:00
【飲食】11：00～23：00
　※一部店舗を除く
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<発行元のプレスリリースをそのまま転載しています>
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