おはよー\(^_^)/
きのーはタコ足デニム即完売!!
最近12時ぴったりにサイト開く癖もなくなり←
私がみたときは12:18だったんだけど完売してました?
コメントで教えてくれた人いわく
12時ジャスト、時間変わった瞬間に新作の欄見て、すでに23インチが残り1、24インチが残り5って出てて
らしいです煤S( ̄0 ̄;ノ
数量は操作の可能性もありますよね
それは薄々気付いてるし←自分が欲しいものが即完売だったらレア感あって嬉しいから別に操作でもいい。だけど再入荷はうざい。
インスタでは「初回入荷分完売」ってかいてあります。
てことは、単純に初回入荷分が各サイズ10個ずつとか極わずかの入荷だったってことかな。
商品によって数量違うのは当たり前のことですし おすし 。
リクエスト数も少なかったんだろうなあ
Radyちゃんのinstaだよーん さん(@radychan_no_insta)がシェアした投稿 - 2017 9月 28 10:44午後 PDT
それにしてもレア感作ってる感あるw
なのに
「ゲットできませんでした?次はゲトります」
「ずっと狙ってたのでポチれて嬉しい」
「仕事中トイレに駆け込んで買えましためちゃくちゃ嬉しいです」
みたいなコメント一切ないね(・∀・)
なんとなくだけど、タコ足デニムとかともちんの着画が微妙だったチェック柄のとか、リクエストあがったあとに評判よくない?ようなものをあえて推してるようにみえてしまう・・・
ていうかそうするしかないのか( ´_ゝ`)ノ
せめてこのくらいだったらまだ挑戦する気になるんだけどなあー(買わないけど)
やっぱレベル高いよ。。。
長年Rady好きだけど自分のオシャレ度がアップできてなくてすみません(´;ω;`)
チェック柄ワンピは、はやくも来週月曜日再入荷です
ワンピだとちょっと着こなす自信ないけどふつーにシャツなら可愛いとおもう!インスタで買ってる人のみていいなあって思いました\( °∀° )/
↓こんな感じでオールブラックに赤チェックかっこいいなあ
これ4年くらい前だしチェック柄のH&Mなんだけどね←
あとタコ足デニムと同じくらい私が衝撃を受けたのがビリビリジャケット。
まじハード
このバッグに関してはデザインはおいといて。
ランドリーボックスと発売逆にしたらよかったんじゃないかと思うんだけど
あとコメントでもらったのはー
れみc下着透けちゃってる件とかー
ちょんってついてるやつが丸くなったとかー
まさかの新デザイン!?
派手デザイン復活かな?
でもでもちびRadyかな?
夏はくるくるしてたデニム・・・
今期はちらっと折り返すの真似しよ
これほしい?
無難なの探していたからちょうどよいかも?
元祖セットアップはヒールと合わせて履くために少し長めに作られていました
というか昔からキュってなってるのあったけどロングの方が人気だったかんじ?
しーちゃんも変わりましたねえええ?
去年セットアップでどこまで出かけられますか?ってアンケートとって外着ていくのキツイって声も多かったけど今期のセットアップはスニーカーと合わせてデートライン風に使えそうです。
スポーティにかっこよく外でも着れるジャージってかんじに進化したように思います
これのどれか買おうか迷ってます
ファーフードコート
フードウールコート
フードチェスターコート
商品詳細画像もないのでコメントを読んでみた
「フードファーがかわいいコート。
ゆったりカジュアルに着るのが◎
ゴールド資材が高級感」
「女性らしいサイジングでキレカジュな着こなしができるコート?
シンプルなのでどんなコーデにも合わせやすい重宝アイテム。
フードのファーがラグジュアリーな印象に。」
「フードのチェスターコート?
スタッズがラグジュアリーでロング丈がCOOLな印象に(??>?<?)。???
キレイなラインが女性らしい1枚」
(??>?<?)。???
この顔文字めっちゃ気になる。
(≧∀≦)←いつもこれ多いよねー
(??>?<?)。???
これアップデートしたら文字化けする顔文字みたいな←
かわいいけど (??>?<?)。???
あぁまたどーでもいい話になってしまった ( ´・д・)
これも捨てがたい。
グレー×ピンク
もう少し寒くなってきても使えるようなのがいいと考えるとニットコートは薄いかなあとか悩んでる間に寒くなってしまうあるある
riendaのが着回しできそうだし安いんだよ?誘惑?
Radyのスタッフブログも移転するみたいですね。
スタッフのAWコーデみたいなー
また更新します。
いつもコメントありがとう(??>?<?)。???
★今日のベビメタ
本日9月28日は、過去BABYMETAL関連では大きなイベントのなかった日DEATH。
2日目は、次女を連れてのモッシュッシュシートでの観戦。両日とも当選しなかった方や、仕事や家庭の事情で行けない方には申し訳ない気もしますが、シート席での国内2枚当選は今回が初めてで、色々訳アリの次女にとっては初参戦となりました。ぼくにとってはある意味、夢の実現。
またも文章による中継を試みてみます。
なお今回は、SSAが終了し、ネタバレにもならないので、イメージとして、謎の同志メイトさんからのご提供による初日の美しい写真を掲載いたします。
小学校の校門まで迎えに行き、次女を乗せ会場についたのは18:00だった。グッズは昨日買ってあり、その他には欲しいものもなかったため、お腹が空いたと訴える次女のため、ジョナサンでオムライス。
次女にトイレで着替えてもらい、ツインテールの赤いリボン、東京ドームベビT、赤いスカート、黒タイツという、ムスメタル標準仕様に。
当初、「コスプレは絶対ヤダ」と拒否していたのだが、会場周辺に来てみたら、みなその恰好をしているので納得したらしい。それでも抑え気味である。
18:30。Aゲートから会場に入る。昨日は見かけなかった会場入り口の花輪を見る。やはり各社から贈呈されているのだなあ。
座席は237番の12列で、とても見やすい。場内が一望できるし、段差が大きいので前の客が立ちあがっても遮るものなくステージが見える。
昨日も感じたが、500レベルまで3万人が入るはずなのに、卵の内側に近い構造のためか、対岸までが近く、レッチリ前座のシャーロットスペクトラムや、ソウル高尺スカイドームよりも小さく見える。
開演5分前。ピットはすし 詰めになった。シート席も隙間なく埋まっている。学校帰りの制服姿の女子高校生がモッシュピットに入ってくるのが見える。駆けつけたんだな。メタリカやレッチリの前座とは違う。時間に厳しい日本、そしてBABYMETALの単独ライブなのだから。
定刻。非常灯が消える。大歓声と口笛。
だがまだBGMは続いている。
19:04。客電が消える。客席は総立ちとなる。幸い、次女の視線でもステージがしっかり見える。
あのイントロ。そして「紙芝居」が始まる。
昨日と同様、5大キツネ祭りの5つのマスクがスクリーンに映る。
黒キツネ−Metal Heads、赤キツネ−メギツネ、金キツネ−黄金の子狐、銀キツネ世代を超えたメタルの魂、白キツネ−真の姿を取り戻した白狐。やはりこの夏BABYMETALは、さまざまなファン層を広げ、メタルの概念を拡張するために戦ってきたのである。
SEのボリュームが高まり、連続する銃弾のような爆音。
1.「BABYMETAL DEATH」
が始まる。
2階席から観て、昨日のレポートを訂正しなければならない。BABYMETALの三人は、下手ではなく、舞台中央のすっぽんから突然出現した。昨日はピットからでよく見えなかったのだ。その瞬間、場内は大歓声に包まれる。とんでもない降臨感。
3万人の観客全員が、一糸乱れぬベビメタ体操をしている。そっと次女の横顔をうかがう。初音ミクファンの次女には、あまり「ベビメタ教育」をしておらず、キツネサインとベビメタ体操だけ教えたのだが、案の定、キツネサインを胸の前でしたまま、固まって舞台を注視している。まあ、突然、離れて暮らす父親に巨大秘密結社の集会に連れてこられたような感じかなあ。
ギターソロのパートになると、早くもアリーナの各ブロックでサークルピット発生。
このことは次女に伝えておいたので、肩をつついて「見てみ」とアリーナを指さすと、「すごいね」といって、またも固まっている。
曲が終わり、大歓声とキツネサインの林立。
2階席からステージの全貌を見ると、半円盤状の構造物の下に、十字架状の照明が3つあり、ステージ中央のすっぽん部分には赤いルーン文字マークがついている。バンドの機材もシンプルであり、その後ろに巨大なスクリーンが5面。
構造はこれだけで、シンプルな作りだが、遠目にはリマスタリングされるメタリカの「Master of Puppets」のジャケットのイメージ。巨大スクリーン5面という構成も、ソウル高尺スカイドームのメタリカのステージを思わせる。
長く続く、キーンという「降臨音」のあと、場内が暗転し、「Give me…Give me…Give me…」というSEが流れる。昨日やらなかった
2.「ギミチョコ?」である。
5面のスクリーンは、SU-、YUI、MOAが秒速で入れ替わるフラッシュ映像。三人はいつものようにステージ中央で踊り、客席も「ずきゅん」「どきゅん」と合いの手を入れているのだが、バックの映像がめまぐるしく入れ替わり、新鮮な感じ。
ギターソロのところでは、SU-が、「Clap your hands! Saitama Super Arena!」と煽る。
3番の「♪あたたたたーた」のところでは、MOAが指をSU-のほっぺに突き刺してニコニコ顔、SU-はコケティッシュな表情を見せ、YUIも微笑んでいる。いいね!
続いて中央の十字架照明が降りてきる。その上の円盤照明は赤に変わり、場内を照らす。「♪きーつーねー、きーつーねー、わたしはメギツネー、女は女優よ」のSE。すぐにへヴィなリフに移り、YUI、MOAの阿吽ポーズにスポットライトが当たる。
3.「メギツネ」である。
3万人が一糸乱れず「♪ソレ!ソレ!ソレ!ソレソレソレソレ!」と踊る様子は2階席から見ると壮観そのもの。
SU-の歌唱は、昨日に引き続き、神の領域。超正確なピッチ、声の伸び、観客を魅了する目線、豊かな表情。たった一人で、3万人の大観衆を圧倒する。
次女はもう動けない。何か話しかけてもステージを注視したまま、ときおり口を押えている。
ブレイクでのSU-の煽りは、
「サイタマ!We are so happy to be here!On the count of three, let’s jump up with the Fox God. Are you ready? A?re y?ou red?y?!」「1、2、123!Jump!」
場内は狂乱のルツボと化し、踊り狂う3万人に床が揺れた。
まさに巨大キツネ祭りである。
三人がはけ、昨日と同じく、戦闘シーンか、はたまたヘリコプターの飛行音のようなSEが流れると、スクリーンにニコニコ顔の青山神がアップになる。そして、例の「♪ズンタタズンタ」のリズムを刻みはじめ、藤岡神、BOH神、大村神が舞台前面にせり出してくる。神バンドソロのお時間DEATH。
藤岡神は昨日とはやや違って、メロディックなフレーズから速弾きソロに移行する表情豊かなインプロヴィゼーション。それを受けた大村神も抒情的なフレーズを奏で、最後はアウトな速弾き。キレまくっている。BOH神もメロディックなソロを聴かせ、青山神につなぐ。青山神は終始ニコニコ顔(といっても白塗りだからピエロっぽいけど)で、さまざまなリズムバリエーションを聴かせる。
すっぽんから再登場したBABYMETALの三人は、はやり観客に「うんパパうんパ」の手拍子を促し、会場が手拍子で揺れる頃、
4.「YAVA!」のイントロに入る。
サビの部分では「んチャんチャんチャんチャ…」というスカのリズムになるこの曲が、観客参加で、「うんパパうんパ」のリズムと合体している。こういうリズム合体ものは、ライブ!という感じがして実に楽しい。
さらに、SU-の豊かな表情のアップと、三人のダイナミックかつシンクロ率の高いダンスに魅了される。
「♪ちがうちがうってないよー、ちがうちがうっていわれても」のところの行進っぽい振付けがたまらない。スクリーンには三人の踊る姿に稲光のようなCGを合成した映像が映り、観客は「トイ!」「トイ!」の合いの手を正確に入れ、場内は一体化する。
曲が終わり、場内が青いレーザー光とスモークに映る雲海のような映像で満たされる。
オーケストラとヴァイオリンのメロディ。
それがピアノに変わると場内からは、巨大な宴会場のような手拍子。昨日は封印されていた
5.「紅月-アカツキ-」である。
「♪幾千の夜を越えて生き続ける愛があるから…」
今日はマントを纏ったSU-の歌声が響き渡った瞬間、ゾワゾワゾワと鳥肌が立つ。
踊り狂っていた3万人が身じろぎもせず、舞台上のただ一点、SU-METALを見つめる。
ギターのイントロ・リフで、照明が真っ赤に変わる。舞台上に配置されたスモークが大噴火。舞台と客席を結ぶようにレーザー光が放たれる。アリーナでは、全ブロックで小規模なサークルピットが発生。だが多くの観客はステージにくぎ付けである。
マントを着て歌うSU-の凛々しいこと。アップになる表情は圧倒的な表現力で観客の心を文字通り、刺し貫く。
「♪傷ついた刃差し向かい…」のところの斜め上を睨みつけるような気迫の表情。
かと思えばひらりと身を躱してギターソロを呼び込む。
大村神のギターソロはピッキングハーモニクスが入りまくるキレッキレのフレージング。受けて立つ藤岡神もアウトなおかずをふんだんに入れて対応。
二人のギタリストがお立ち台に上って美しいツインのハーモニーを聴かせると、マントを翻して割って入ったSU-が、傷つき倒れたかのようにひざまずく。そして、「♪孤独も不安も…」で斜め上を仰ぎ見、「♪切りつける心までー今ー」で立ち上がった瞬間。ぼくの周囲から「うわぁー…」という感嘆の叫び声が上がった。
2012年のLegend“I”で初披露されたときも、中学校3年生とは思えない表現力と歌唱力で「父兄」を圧倒し、伝説となったが、今の彼女はもう、歌姫どころか、歌の女神、生き神様である。
ライブとは、アーティスト自身も二度とはできないかもしれない「表現」の場に立ち会うことである。
東京ドームでもそう感じたが、今日の「紅月-アカツキ-」を生で見られたことは、間違いなく、一生の財産である。次女も帰りの車の中で、この「紅月-アカツキ-」の凄さに感激していた。ダメなパパだけど、感謝しろよ。
興奮冷めやらぬ場内に三々七拍子が響きわたる。
観客はすかさず「オイ!」「オイ!」と応じる。これも昨日はやらなかったBLACK BABYMETALの
6.「GJ!」
である。
昨日の「4の歌」に続き、観客席はYUIとMOAの可愛さ、ダンスの迫力に、心をわしづかみにされてしまう。「One More Time!」「ナイ!」「DEATH!」の合いの手は、SSAの天井を揺るがすほどである。
曲が終わり、不穏なシンセサイザー音。巨大スクリーンには、青い炎、赤い炎が降り注ぎ、やがて心臓の脈動のようなパルス・グラフが繰り返される。
7.「シンコペーション」である。
カッコいいギターのリフが流れ、イントロが始まると、アリーナ各ブロックでサークルモッシュが発生。
Aブロックで3つ、Bブロックで2つ、Cブロックで2つ。この曲では上から見た限り、Bが最高速であった。
客席上空には青と赤がめまぐるしく入れ替わるレーザー光。
中音域を突出させた大村神のギター音が超カッコよかった。曲終わりのざらついたフィードバック音は、今でも耳に残る。
場内にまたも、「♪ドンドン、ドドン」というドラムのリズム。
観客はすかさず「META!」と応じる。レスポンスが速い!
8.「META!メタ太郎」である。
昨日同様、観客は「♪Woo Woo Woo Woo Woo Woo Woo…」のシンガロングで一体化する。3番に入るとき、3万人の観客もちゃんと転調し、ハーモニーが狂わなかった。なんて練度の高い観客だろう。もう、日本人のリズム感が悪いとか、音痴だとか言わせない。ベビメタの観客は世界に誇れる。
この曲は次女も知っているので唱和するかなあと思ったが、やはり食い入るようにステージの三人の動き、敬礼の振りマネをする大観衆を観ていた。
曲終わり、親指を立てて集まるとき、SU-の表情がアップになった。もう、楽しくてたまらないというような、とろけるような笑顔。
ここからは昨日と同じ流れでフィニッシュになだれ込む。
スクリーンに逆さフライングV。ピアノのBGMをバックに「Why do people hurt each other?」から始まる紙芝居。
9.「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
SU-のハミングパートは、海外ならハミングの合唱になるところ、ここでは日本人らしく、宴会風手拍子が起こる。
アリーナは「WOD!WOD!」の声とともに、各ブロックで大きな輪が形成されていく。今回は、ブロックごとにサークルを統合して大きなものにしようという意志が見て取れる。
シンバルの4つ打ちから、へヴィなリフが始まる。
ステージに炎。舞台上の照明も赤く変わる。
SU-の「♪あー」で、上手、下手のステージ袖からYUIとMOAが炎の中を全力疾走してくる。今回はシンプルな舞台だが、これでより一層、BABYMETALの振付のすさまじさがわかる。
アリーナは、ぶつかり合いモッシュからの超高速サークルモッシュ。
Cブロックは巨大サークル、Bブロックはいったん3つに分かれ、それが一本化されてくる。最前のAブロックは3から4つの超高速サークルとなっている。ここは鳴門海峡かAgain。
渦が止まるのは「♪イジメ」「ダメ!」「♪キツネ」「飛べ!」のXジャンプの時だけ。ギターソロになるとまたぐるぐる回り始める。
怒号に満ちた暴力的なモッシュが、楽しい押しくらまんじゅうのモッシュッシュに変わり、さらに一体となってサークルを形成するベビメタライブの真骨頂である。
ツインギターのユニゾンで曲が終わり、アリーナ客の息が収まる間もなく、場内は青い光に満たされ、神秘的なピアノの和音が響く。
三人は舞台中央で、あの斜めポーズを作る。
10.「KARATE」である。
昨日同様、スクリーンにはCGと合成して、空手の型をとる三人の体から、オーラないし“気”が、炎となって立ち上る。
曲中一切の煽りはない。だが、傷ついて倒れ込み、MOA、YUIの順に助け起こすSU-の表情、遠くで響く「♪Woo Woo Woo…」の切ないコーラスに、観客は心の中で「Everybody Jump!」と叫び、ジャンプする。
最後の、拳をキツネサインに変えて掲げ、すぐに胸に抱え込むシーンは、やはり一瞬前にスクリーン、照明を消してしまう演出で、観客の心の中にそのシーンを再現させる意図があるのだと思う。すばらしい。
ぼくらThe Oneはその意味を、ベビメタが色物アイドルと呼ばれ、笑いものにされていた歴史を知らない若い世代にきっと語り継ぐ。
暗転後、雷鳴と不穏なオルガンのSE。
11.「ヘドバンギャー!!!」
である。インディーズデビュー曲であるこの曲からBABYMETALのライブ伝説は始まった。BABYMETALが新しい展開に移るとき、必ずこの曲が奏でられる。この夏、5大キツネ祭りの裏テーマ曲でもあったはずだ。
「ヘドバン、ヘドバン」と腰当てポーズでせり出してくるYUI、MOAがカワイイ。
煽りパートでは昨日と反対に、MOAが最初に「みんなの本気はそんなもんですかあ!」と叫ぶ。YUIが「みんな見てるよー!」と煽り、昨日は見えなかったCO2スモーク噴射を上手、下手で行った。
スモークでぼやけるステージの上には3つの十字架が妖しく光っている。やはり「Master of Puppets」のジャケ写イメージである。
次女にはヘドバンとは何か、どう首を振るかを事前レクチャーしておいた。やるかな、と思ってみていたが、結局次女は小さく首でリズムをとる感じにとどまった。うんうん。それでいい。これまでを思って、ちょっと涙が出そうになる。
曲が終わり、三人がうずくまると、昨日同様、スクリーンには暗闇の戦場にロケット弾か銃弾が飛び交うような映像。赤いサーチライトがステージから場内に放たれ、戦時下のような情景になる。
そこへ、三人がBABYMETALフラッグをもってスッポンからせりあがってくる。救国の美少女戦士BABYMETAL登場!という感じ。
旗を降ろしたSU-が客席を分けるポーズをすると、アリーナ席では、「WOD!WOD!」と掛け声をかけあい、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」にもまして巨大な空き地が形成される。柵周辺はすさまじい圧縮になっているだろう。
そして「1234!」の掛け声とともに、早馬に乗って戦場へと駆けつけるBABYMETALのアンセム、
12.「Road Of Resistance」
が始まる。
アリーナのサークルはまたも超高速。Cブロックで2つ、Bブロックで3つ、そして今回はAブロックのサークルが統合されて巨大化している。
「♪Woo Woo Woo…」のシンガロングパートでは、3万人の大合唱。
「Singin!」と煽るSU-はニコニコ顔。YUI、MOAも汗まみれで笑顔を見せ、観客と共に歌う。
SU-は「もっとー!!」と叫ぶ。イヤモニを外し、あの大きな耳に手を当て、うれしそうに微笑む。
なんというか、昨日、今日のSU-は、自信に満ち、自然体で大観衆と対峙しているような気がする。思いつめた少女の一直線の強さというより、軟鉄と鋼鉄を合わせて鍛造した日本刀のような、切れ味鋭いが優しさやしなやかさを併せ持つ強靭さとでもいおうか。
20歳を前にして、この夏、ぼくらのSU-METALはアーティストとして、女性として、人間として一回り大きくなったように思う。
「♪ぼくらーの、レジスタンス!」での三人のうれしそうなこと。
とりあえずSSAは楽日。
大舞台を終えたときの、このうれしそうな生身の三人の姿を見るのが、ベビメタライブに行く、大きな意味の一つである。
だが、これで終わりではない。
ウェンブリーと同じく壮大なイントロのオケが鳴る。
サーチライトのような光が場内を照らすが、スクリーンには燃えるような銀河と観客席が映るのみ。ことさらこの夏を想起させるような映像はない。そして、バンドの演奏が始まり、ガウンを着た三人が登場。フィニッシュ曲の、
13.「The One」Eng.Ver.である。
静かに曲が始まる。島舞台や、上下する構造物もないシンプルなステージで、SU-心を込めて歌う。YUI、MOAも「♪One for All、All for One」という音程のとりにくいコーラスを、正確なピッチで歌い上げる。その三人の笑顔に、観客席では、ベビメタロゴ、The Oneロゴ、Big Foxロゴのタオルが無数に振られている。それを映し出すスクリーン。
そして、「♪らららー」の大合唱で、観客席が一体化し、文字通りThe Oneとなり、大感動のうちに曲が終わる。花火が「バーン」と打ち鳴らされ、金銀の紙吹雪が舞う。2日間にわたる巨大キツネ祭り@SSAが、ここに幕を閉じた。
続いて、スクリーンでは例の予告編が始まった。
すでにSSAの2日間は終了し、The One会員には「キツネ様の新たなお告げ」がメールされていると思うので、ここでそれを完全再現してみる。
−引用−
(巨大キツネ祭り@SSA2日目次回予告映像より)
5色の狐火は一つになり巨大な炎となって漆黒の闇を照らし出す。メタルレジスタンス第5章の全ての扉が開くのだ。5枚すべての扉が開くとき、メタルレジスタンス第5章の終幕と共に、キツネ様の新たなお告げの全貌が明らかになる。(ここでスクリーンにはMETAL RESISTANCE EPISODE Yの文字)
それは聖なる人が聖なる神へと生まれ変わるイニシエーション。
5色の狐火の中で、ひときわまばゆい閃光を放ち、来るべき運命へと導かれたメタルの魂はついにあの聖地へと降臨するのだ。
その昔三つ目の狐の顔を持つ預言者は言った。第三の目から放たれる光が世界を照らすとき、新たな時代が到来する、と。
イニシエーション(スクリーンの文字は「洗礼の義」)は選ばれし勇者たちThe Oneとともに、ついにあの聖地で執り行われるのだ。
−引用終わり−
ここで、地球儀が回転し、日本がクローズアップされ、瀬戸内海に面した都市がまぶしく光る。昨日は地球儀だけだったので、ライブのたびごとに情報が小出しにされていくということだろう。
その後The Oneサイトで公開された「キツネ様の新たなお告げ」の謎のローマ数字は、
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解読すれば、20、2、3、12、2017となる。
最後は2017年、だとすればその前は12月。
これが広島で行われるSU-METAL聖誕祭―洗礼の義の日付なのだろう。
だが問題は、その前の20、2、3だ。
順当に考えれば、2017年12月22−23日の両日となるが、SU-の誕生日は20日。まさか2日、3日、20時ということなのか。
謎は、来月15日―16日の大阪城ホールへ持ち越される。
終演後、雨が降り出したCゲート前で、オオムラさん、aa-metalさんと再会。次女のベビメタ初参戦記念に撮影。おめでとう。これで君もメイトの仲間入りだ。あと二人ちびっ子がいるんだけど。三人そろってキツネサインをさせるまで、ぼくの戦いは終わらない。
(つづく)