下り坂です。
建築 あなたの特急30分おき
建築 大工と職人がつくった会社
「ハーハー」
「うん?ここはどこ?」
「なんだ?間違いなくマンホールに乗ったはずなんだが。」
車が迫って来た。
「スジン!!!」
今回の二人は、ギリギリのところで難を逃れた。
「スジン、大丈夫か?何だ、あいつは!」
車を追いかけようとするピルをスジンは引き留めた。
「ピル、行きましょう。行かなきゃだめ。ジェヒョンさんの車よ。
「え?」
「早く。」
スジンとピルが去った現場には、スジンの落とした携帯があった。
第15話
「スジン大丈夫か?」
ピルの車に乗っても、スジンは、未だに釈然としなかった。
「これって、どういうことかしら?」
「びっくりしただろう?ケガしたところは無いか?」
「ピル。今起こったこと覚えてるの。あの時は、私がピルを助けたのに、今回はピルが私を助けてくれた。」
「スジン。」
「え?」
「お前が、どうしてそれを覚えているんだ?」
「分からないけど。ただ全部覚えてるの。あの時の状況が、そっくりそのまま繰り返された。私が、ジェヒョンさんを避けて屋上から落ちたとき、あんたが私を掴まえてくれたんだけど・・・」
「どうして、またここに来たんだろう?ピル。これ全部どういうこと?」
「どうやら、今回は、お前と一緒にマンホールに乗ったみたいだ。」
「マンホール、に、乗ったって?」
二人一緒に時間をさかのぼり、スジンがジェヒョンの車にはねられる数秒前にタイムスリップしたのだった。
アパートに戻ったジェヒョンは腹の虫がおさまらなかった。
「お前は、ポンピルの野郎なんかと何故会うんだ。まさか・・通報しようとしているのか?
それはない。絶対それは無い。」
持ち帰ったスジンの携帯が鳴った。
「ハイ、ジンソクさん。」
「ジェヒョンさん?スジンいます?]
[スジンは携帯を置いたまま、ちょっとどこかに行ったみたいです。」
「そうですか。ではスジンが戻ったら、私に電話するよう伝えてください。」
習慣のように、ソクテがジンスクの店にやって来た。
「ジンスク。何かあったのか?冴えない顔だな。」
「スジンが店に来たんだけど、顔色がよくなかったの。それで、スジンに電話したんだけど、ジェヒョン氏が出た。」
「何かあったのかな?」
「さぁ、ジェヒョンさんと夫婦喧嘩でもしたのかな?心配だわ。」
「夫婦喧嘩なんだから、すぐ仲直りするさ。」
「でしょう?大したことないわよね。」
「そういえば、ここに来る途中見かけたんだけど、ピルがまたマンホールの前にいた。」
「また掘ろうとしてるわけ?」
「まだスジンを忘れられないみたいだ。他の男と結婚したスジンを見るのが辛くて、結婚前にタイムトラベルしたいって。」
「バカバカしい。相当イカレてるわ。」
「だから、このままじゃ、何かしでかしそうだ。」
「まったく、子供なんだから。」
二人はカンヌンに向かう途中にあった。
「これでも飲んで。」
ピルはスジンにコーヒーを渡した。
「ありがとう。ピル。それなら、私たちがマンホールンに乗って時間旅行をしたっていう話よね?」
「うん、本来なら、俺一人の時間旅行だったんだけど、今回はどういうわけか、お前と一緒にマンホールに乗ることになったみたいだ。」
「体験しても信じられない。どうして、こんなことが。」
「今、お前がどれだけ戸惑っているか、誰よりもよくわかる。初めは、俺もお前と同じくらい混乱したから。
それはそうと、朴ジェヒョンがひき逃げ犯だったなんて呆れるな。
お前を車で轢いておきながら、図々しく、よくも傍にいられたもんだ。」
「あんたの言う通りだった。」
「何が?」
「通り魔暴行犯。ジェヒョンさんだった。」
「どうして分かったんだ?」
「ニュースに出てた帽子、マスクなんかがジェヒョンさんの車のトランクにあったの。それを見て分かった。犯人だということ。だから電話したのよ。あんたの助けが必要だと思って。」
「じゃ、これからどうする?今すぐ警察に通報するか?」
「ううん。まず、頭の中を整理したいの。あまりのことすぎて、どうしたらいいか分からない。」
「そうか。じゃ、行きながら、どうすればいいか考えてみよう。」
ヤンヤン65キロ。カンヌン12キロの標識。
ピルが向かった先は、おじさんの海の家だった。
ドンドン。ドンドン。
「おじさん。おじさん!」
「誰だ!?この夜中に!ピル??こんな夜中にどうしたんだ?連絡も無しに。お?見たことる顔だぞ?もしかして、ピルのガールフレンド?」
「今晩は。覚えていてくれましたね。」
「当然だろう?ピルがむかし追いかけまわしていたお嬢さんだろ?」
「おじさん、そんなことまで。昔の話なのに。」
「それより、こんな時間に。なにかあったのか?あ〜。わかったぞ。結局、二人付き合っているんだな。二人で海でも観に来たのか?」
「そうじゃなくて、近くに用事があって。おじさん。一晩だけ泊めてくれない?」
「お?入れ入れ。」
「おじさん救急箱あるでしょ?」
「救急箱?誰か怪我したのか?」
ピルはスジンのケガの治療を始めた。
「相当痛い?今からでも病院行こうか?思ったより酷いみたいだ。」
「そこまでじゃないわ。ちょうだい。自分でやるから。」
「じっとしていろ。俺がやるから。」
「女の足なのに。傷が残りそうだ。痛むようなら言えよ。明日にでも病院に行くように。分かったか?」
頷いたスジンの目が、ピルの腕に向かった。
「ちょっと待って。あんたも怪我してるじゃない。こんなにケガしているくせに、痛くなかったの?」
今度は、スジンがピルの傷の手当てをした。
「さっき、私を助けるときケガしたのね。」
「そうみたいだな。」
「これからは、私のことより、先に自分の心配して。私のせいで怪我したら心が痛むわ。どうしよう。」
ぎこちない雰囲が流れると、スジンはピルの手を放して言った。
「まずは、これくらいでいいわね。傷が酷いようなら、明日病院に行きましょ。」
「うん。ところで、親には連絡しなくていいのか?」
「あ、そうだ。そうしなきゃ。・・・・・・あら?私の携帯。どこかに落としたみたい。ピル、携帯貸して。」
スジンはがピルの携帯に自分の番号を入力すろと、『僕の宝物』の文字が現れた。
ピルの一番大事な宝物・・スジン。
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工事現場では、ジェヒョンが証拠品を燃やしていた。
スジンの携帯が鳴った。発信者はピルだ。
「あっ。もしもし。もしかして携帯拾われましたか?もしもし?もしもし?」
「どうしたんだ?」
「分からない。黙って聞いていたと思ったら、切った。」
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ジェヒョンは無言のままスジン(ピル)からの電話を切った。
「カンスジン。お前は、結局、あいつと一晩共にするつもりなのか?」
そこに警備員がやって来た。
「ちょっと、何しているんだ。ここで火を燃やしたらだめだろう。建築資材に燃え移りでもしたらどうするつもりだ。
誰なんだ。まったく。」
苛立ちが募っていたジェヒョンには制御能力は既になかった。
警備員に対する無慈悲な暴行が続いた。
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ピルがスジンの部屋に布団を運んできた。
「おじさんが、布団を洗ってくれたんだって。ああ見えてきれい好きなんだ。」
「ピルも、もう休んで。私がやるから。」
「そうか?それなら。お休み、スジン。」
すると、突然明かりが消えた。
「あら、どうしたの?」
「停電かな?」
おじさんが、ピルのために気を利かせてくれたのだ。
「ニャー」猫のマネまでして。
「中の方に・・・」
「待って、ピル、行かないで。ほんとに怖いんだから、行かないで。じゃ、一緒に行きましょ。」
スジンが、ピルに縋り付いていると明かりが点いた。
「あ、点いた。」
「あ・・・」
「良かったな。もう休んで。スジン。」
「うん。ところで、あんたはどこにいてくれるの?」
「そっちにいるから。」
「そう?お休み。」
また消えた。
「きゃ〜!」
スジンがぴるに縋り付くと、明かりが点いた。
「大丈夫か?」
「スジン。俺たちソウルに行かず、ここにいようか?」
「急に、何を言ってるの?」
「うん。お前と離れているのが嫌だから。」
ぎこちない雰囲気を払うようにピルが言った。
「・・・・・あ、何か必要なものあるだろう。コンビニにで買ってくるから休んでいろ。」
「うん。」
建物の外に出ると、ピルは自分を叱咤した。
「あそこで、ソウルに行くのやめようなんて言葉がどうして出てくるんだ。しゃんとしよう、ピル。」
コンビニから戻ると、スジンは既に寝ていた。
スジンの布団を直すと、ピルは「そっちにいる」と約束した通り、入り口のベンチで眠りについた。
目が覚めたスジンが外に出ると、ピルは大きな体を丸めベンチで眠っていた。
ピルが目を覚したとき、スジンは浜辺のベンチに座っていた。
「ピルがジェヒョンさんを危険な人間だと言ったとき、どうして信じなかったんだろう。
一度でもあんたの言うこと聞いていたら、ここまでにはならなかったのに。」
「お前は、そうするしかなかったのさ。自分で選んだ人なのに。信じたかったんだろう。
俺は時間旅行しながら、朴ジェヒョンが善人ではないと強く感じたんだ。
でも、どんな状況になっても、お前はだんだん彼に近づいていくし、どんな風に話したらいいのかも分からなかった。
俺を信じさせるには、自分がマンホールに乗って時間旅行をしたことを話さなければならないんだけど、信じるわけないから。それがもどかしかった。」
「今は分かるわ。一人で、どれだけもどかしく辛い思いをしていたか。
ピル、時間旅行中、いったいどんなことが有ったの?」
「お前が知らない沢山の出来事。お前が危険な目に遭うたび、助けもしたし。昏睡状態に陥って、お前と魂のまま話をしたこともあった。」
「え〜。」
「覚えていないだろうけど、お前が俺に結婚しようとも言った。」
「私が?ほんとうに?」
「そうさ。でも、またマンホールに乗ると、そんな出来事は全部消えてしまって。俺とお前は、もっと離れていったんだ。
あっちの建物見えるだろう?あそこが燃え上がっていたんだけど、その中にお前がいたんだ。
俺が中に入って行って、本当に死にかけたんだから。」
「それで?あんたが救い出してくれたの?」
「勿論助けたさ。それで昏睡状態になり、魂としてうろついていたんだよ。」
「どうしてそんなことしたのよ。馬鹿ね。私が何だっていうの。自分の命までかけて。そんなことしても、ありがとうの一言も聞けなかったくせに。」
「恩を着せようとやったわけじゃないし。俺がお前に命を懸けたじゃないか。昔から。
でも、本当にもどかしかったのは、何時だったかわかるか?」
『お前の顔を見ながらだと、言えそうもないから、こんな風に映像で手紙を残します。俺は、お前が好きだ。』
『28年間一日も抜かしたことがない。食事は抜いたことはあるけど、お前を好きは気持ちは抜いたことは無い。』
「お前に勇気を出して何度告白しても、お前が何も覚えていなかった時。」
『私あんたが好きよ。ピル』
『え?』
「お前に告白されたのに。翌日は冷たい態度のお前の姿を見なければならなかった時。
本当に悲しかった。互いに好きだという気持ちを確かめ合ったのに、またマンホールに乗ると、全部消え去ってしまうから。そういう時は本当に頭がどうにかなりそうだった。」
「私のこと相当恨んだでしょうね。」
「もう平気さ。今は、二人で同じ記憶を共有できたから。今までの辛かった時間を補償してもらったみたいだ。」
「ピル。私のせいで辛い思いさせてごめん。」
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工事現場では、暴行事件の捜査が進んでいた。
「被害者の状況報告お願いします。」
「病院へ護送して治療中です。加害者が理由もなく殴ったそうです。顔のケガが特にひどいようです。」
「チョ巡査。本署から人が来るそうです。」
「被害者は?」
「病院で治療中です。どれだけ殴ったのか、顔が完全に潰れた状態です。」
「犯人の顔は見たのか?」
「暗くてよく見えなかったのですが、背も大きくて若い人だったようですよ。」
「何をこんなに燃やしたんだ?」
巡査が燃えカスを探っていると、焼け残ったキーホルダーが出て来た。
見覚えのあるキーホルダー。
『通り魔暴行事件は、奴が犯人です。
あの時現場にあった装飾品は、奴のキーホルダーから落ちたものです。』
それは、以前ポン巡査が話していた薬剤師のキーホルダーだった。
後半に続く。
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下り坂です。
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