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先日、高校の同窓会に出席し、『王子、全然変わっていないね!』と皆から言われた、鎌倉若宮王子です・・・
外見が高校時代と変わらず、若々しいのか!
それとも、内面が高校時代から成長していないのか・・・
どちらの意味だったのでしょうか?
同窓会のメンバーには20年以上も会っていなかった友人も多く、当時の思い出話に花を咲かせ、とても懐かしく楽しい有意義な時間を過ごすことができました。
同級生の中には当ブログを読んでくれている友人も多く、
私、鎌倉若宮王子に会うや否や、
「あっ、鎌倉若宮王子が来たっ!」
「おお?、鎌倉コスメ!」
と声かけてくれてとても嬉しかったですね。
出身高校の文化祭の日時に合わせて同窓会を企画してくれた幹事の皆さん、大変なご苦労があったと思いますが、とても良い機会を作ってくれて本当にありがとう!
ということで本日は【最難関突破!美容偏差値73を目指す!中級編60】 コラーゲンは浸透するの?についてお伝えしたいと思います。
化粧品にはコラーゲンをはじめとする、お肌に良い様々な美容成分が配合されていますが、これらの美容成分は何のために化粧品に配合されているのでしょうか?
「そんなの、お肌に良い効果を与えるから化粧品に配合しているんでしょっ!」
と、ややお怒り気味に答えてくださっている『カマクラーゼ』の方もいるかもしれませんが、
では、化粧品に配合されている美容成分はどのようなメカニズムでお肌に良い効果を与えているのでしょうか?
「だ?か?らぁ?!美容成分がお肌に浸透して、お肌の中で美容成分が良いことをしてくれているんでしょっ!!!」
と、かなりお怒り気味にお答えしてくださっている『カマクラーゼ』の方が目に浮かびますが・・・
と言うことは、美容成分がお肌に浸透しなければ、「効果はなし」
または、美容成分がほとんど配合されていない濃度の低い(薄い)ものは「ほとんど効果はなし」
ということでしょうか?
では、美容成分が浸透する、浸透しないはどのように決まるのでしょうか?
『カマクラーゼ』の皆様方が実際にお使いの化粧品は、美容成分が高配合で、きちんとお肌に浸透しているのでしょうか?
そして『カマクラーゼ』の皆様方は、どのようにして浸透していると判断しているのでしょうか?
「浸透しているか、浸透していないかは目で見ることはできないでしょっ!」
「だから使用している時の感覚で判断しているのよっ、使用感でっ!」
「・・・・・・・感覚で?・・・・使用感で?・・・・」
「ごめんなさい、私、鎌倉若宮王子、今ちょっと目まいがしてしまいまして・・・」
そうですね。化粧品、とりわけスキンケア化粧品をお使いになっている多くの方々が「感覚、使用感」で選んでいますよね。
「あっ、また目まいが・・・」
今日はそんな「感覚、使用感」でスキンケア化粧品を選んでいる方へ、きちんと効果のある『良いスキンケア選びの手がかり』をお伝えしたいと思います。
上記のように『カマクラーゼ』の皆様方もご存知のとおり、スキンケア化粧品はきちんとお肌に浸透しなければ効果はありませんね。
ただ単に化粧品をお肌に塗っているだけでは自己満足に過ぎません。
「高級化粧品」を使っているから、
「きっとお肌に良いはず・・・」
「きっと綺麗になれるはず・・・」
と思ってしまいますが、
実際に美肌になるためには、お肌に必要な美容成分(@種類)が、必要な量(A濃度)、しっかりB浸透しているのかが重要なわけです。
美肌効果= @美容成分の種類 × A美容成分の濃度 × B浸透力
ということですね。
今日は誰もがご存知の美容成分『コラーゲン』を例に挙げて、『良いスキンケア選びの手がかり』を簡単にお伝えしたいと思います。
ほぼ全ての化粧品に配合されている『コラーゲン』ですが、一括りに『コラーゲン』と言っても幾つかの種類に分かれています。
代表的な『コラーゲン』成分は主に分子量(分子の大きさ)で下記のように大別されます。
1.水溶性コラーゲン(高分子コラーゲン)・・・分子量(分子の大きさ)30万程度
2.加水分解コラーゲン(低分子コラーゲン)・・・分子量数百?3000程度
3.ペプチド・・・分子量200?300程度
『カマクラーゼ』の皆様方もご存知だと思いますが、化粧品に配合されている成分はお肌の細胞間から浸透し、それぞれの細胞の細胞膜から細胞内に吸収されます。
細胞間には細胞間脂質、いわゆるセラミドが存在し、化粧品成分がお肌の奥へ奥へと浸透していきます。各細胞の細胞膜上には、分子量およそ600程度の大きさが浸透できるポンプ(トンネル)のような通り道があり、そのポンプを用いて細胞に必要なタンパク質や水分、イオン等を細胞間同士でやり取りしています。
化粧品成分は汗腺や皮脂腺等の『毛穴』から浸透させているのではなく、細胞間脂質や各細胞の細胞膜から成分を浸透させているわけですね。
このようなお話をすると、
「分子量600より大きい成分はお肌に浸透しないじゃないっ!」
「せっかく化粧品に水溶性コラーゲン(高分子コラーゲン)が配合されていても浸透しなければ意味がないじゃないっ!」
と、かなりお怒り気味でこのブログを読まれている『カマクラーゼ』の方もいらっしゃるかと思いますが・・・
残念ながら、入らないものは入らない、浸透しないものは浸透しないわけですね。
よく、我が子や孫を「目に入れても痛くない」と言いますが、実際に目に入れることはしないでしょうが、入れようと思ってもまず入りませんよね。まず目が痛くなりますし・・・(絶対にやらないでくださいよ!)
入らないものは入らないのです。
では、なぜお肌に浸透しない高分子の成分を化粧品に配合するのでしょうか?
その答えは、
『出来るだけ完成形に近い美容成分をお肌に浸透させたいから!』
今回取り上げている『コラーゲン』で言えば、
高分子(水溶性)コラーゲンは豚や魚からコラーゲン分子をそのまま抽出するため、成分中には分子量30万程度から、抽出時に切れてしまった分子量が数百程度の低分子コラーゲンも多く混在しています。
【高分子コラーゲン成分のイメージ】
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一方、低分子(加水分解)コラーゲンやペプチドは酵素を用いて、ある特定部位を一律に切断しているため、同様の似たコラーゲン分子となってしまいます。
【低分子コラーゲンのイメージ】
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つまり、高分子コラーゲンは分子量が異なり、形も大きさも違う多様なタイプのコラーゲンが成分中に混在していますが、低分子コラーゲンはほぼ一律の形状のコラーゲン成分だけに集約されています。
『コラーゲン』はタンパク質の一種です。
タンパク質は、アミノ酸という約20種類の構成単位で作られています。
ですからコラーゲンを活発に産生できる若い頃は、タンパク質やその素となるアミノ酸を含む食事を摂取することで、自らコラーゲンを作り出し、お肌のハリ・弾力も維持することができました。
しかし、年齢とともに
『ハリ・弾力がなくなる=自らのコラーゲン産生の働きが衰えてきている』
ということですから、化粧品にいくらコラーゲンの素である『アミノ酸』をお肌に与えても、コラーゲン産生の働きが弱まっているため、コラーゲン合成には至らず、非効率なわけです。
ですから、可能な限り『お肌に近い、完成形に近いコラーゲン』をお肌に与えるために、高分子コラーゲンや加水分解コラーゲン、更にはペプチドという加水分解コラーゲンを更に切断した成分を配合しているのですね。
加水分解コラーゲンやペプチドは低分子のためお肌に浸透しやすく、これらの加水分解コラーゲンやペプチドを活かし、コラーゲンを産生する方がアミノ酸からコラーゲンを一から作るよりも大変効率的です。
更に、高分子コラーゲンを配合することで、加水分解コラーゲンやペプチドと異なり、形も大きさも異なる様々なタイプのコラーゲンが複合的に混在しているため、比較的低分子のコラーゲンはお肌に浸透しますので、『お肌に近い、完成形に近いコラーゲン』の産生が明らかに効率的なんですね。
自分と相性の良いタイプのコラーゲンに出会う確率が格段に増加しますので。
『コラーゲン』はお肌のハリ・弾力に大きく関与している成分です。
誰しも老化とともにコラーゲンの産生する働きが衰え、ハリ・弾力がなくなり、ついにはシワとなってしまいます。
そもそも、食事から自分でコラーゲンを産生する働きが活発であれば、化粧品でコラーゲンを補う必要はありませんが、老化とともにコラーゲンの産生が衰えていくことにより、ハリ・弾力がなくなってきてしまいます。
ですから、化粧品で効率よくコラーゲンを与え、ハリ・弾力を取り戻すためには、コラーゲン(タンパク質)の素であるアミノ酸も大切ですが、より効率的な加水分解コラーゲンやペプチド、更には様々なタイプのコラーゲンが複合的に混在している高分子コラーゲンがバランス良く配合されているスキンケアを選んでいただくことをぜひともおすすめいたします。
スキンケア化粧品を店頭や通販サイトで選ばれる際の目安としては、
化粧品全成分表記で、
「水溶性コラーゲン」
「加水分解コラーゲン」
「???ペプチド」
そして、これらのコラーゲン産生を促進する
「ビタミンC」
とセットで配合されているスキンケア化粧品をおすすめします。
せっかくコラーゲンがバランス良く配合されていても、ビタミンCが配合されていなかったら、やはり非効率ですからね。ビタミンCは化粧品にはもう必須成分ですね。
ということで、
『カマクラーゼ』の皆様方、『昨日より美しく!』
そして、今日も明日も笑顔の素敵な『カマクラーゼ』の皆様にとって、明るく楽しい充実した良い一日となりますように!
ごきげんよう!
【防災対策は常日頃から!】
台風18号、水害、地震、食中毒、ミサイル、不倫にはくれぐれもご注意を!